トイレの水が止まらない
INAXトイレの水が流れ続けて止まらない場合は、トイレタンク内のオーバーフロー管がひび割れているか、折れている可能性があります。
トイレ使用後にレバーで水を流すと通常であれば1分ほどでタンクに供給する水が止まります。
2分ほどが経過しても水が止まらすに便器に流れ続けている場合は、タンクの中にあるオーバーフロー管と呼ばれる筒状(棒状)のパーツが根元から折れているかも知れません。
自分でタンクのフタを開けて中を見ることができる場合は点検をしてみてください。
【INAXトイレの点検方法】
最初に水道の元栓を閉めます。
元栓を閉めて水が止まっているかキッチンや洗面所などの蛇口で確認してください。
水が止まっていることを確認したら、トイレタンクのフタを少し持ち上げて、中の筒状の棒がグラグラしていないか確認してみましょう。
オーバーフロー管を指で軽く突いて動かない場合は原因が別にあると思います。
グラグラと動く場合はひび割れているか折れていますので、タンク左側面にあるDTか、Gから始まる品番をお知らせいただいて、オーバーフロー管の交換をお申込みください。
ご家庭での点検が難しい場合は、まずはお気軽に フリーコール までお問合せください。
オーバーフロー管が折れた時の対処法
ページ上部に書いた通りで、まずは水道元栓のハンドルレバーを回して水を止めてください。
トイレ室内に止水栓と呼ばれるマイナスドライバーで回す金具があると思いますが、その止水栓で水を止めるよりも水道元栓で水を止めることをお勧めいたします。
水道元栓が見つからない場合は、フリーダイヤルまでお気軽にお問合せください。
水道元栓が見つからず、早く水を止めたい場合はトイレ止水栓を左廻りに回して止水することをお試しください。
お申込み方法
トイレタンクが樹脂製か陶器製かをみてください。
樹脂製タンクの場合は当社での修理が難しいのでメーカーまでお問合せください。
陶器製タンクの場合は当社での修理が可能です。
廃盤になっているオーバーフロー管の代替品在庫もありますので、ほとんどの陶器製タンクのオーバーフロー管は交換できると思います。
タンクの左側面の下のほうに、品番が書いたシールが貼ってあると思いますので、その品番をお知らせください。
もし、シールがはがれてしまって見当たらない場合はトイレの写真を メールフォーム から送ってください。
費用目安
トイレの品番や状況等により料金が異なります。
1万円台の後半から2万円台の後半を目安にご検討ください。
フロートゴムの交換は注意が必用
トイレタンク内のゴムフロート(ゴム玉)をご家庭で交換する場合は注意が必用です。
ゴム玉の近くにある樹脂製のパーツは10年を超えると劣化が進んで壊れやすい状態になっています。
少しチカラが加わっただけで破損する可能性がありますので、ご家庭でゴム玉を交換される際はゴム玉以外にチカラが加わらない様にお気をつけください。
もし、作業中にオーバーフロー管が破損した場合は、お気軽に フリーダイヤル までお問合せください。