当社の所沢拠点は所沢市とその周辺地域で水道修理をしている専門業者です。
認知症患者がいらっしゃるお宅では、尿取りパッドをトイレに流してつまるトラブルが発生します。このページでは、尿取りパッドによるトイレつまりがあるお宅向けに、次のことを解説しています。
・尿取りパッドをトイレに流したときに自分で直す方法
・塩が尿取りパッドつまりによい理由
・認知症患者のいるお宅でできる尿取りパッドつまり予防法
・所沢市内のお客様宅で対応した当社の修理事例
もしものことがあれば、ご参照してください。
尿取りパッドを流した時に自分で直す方法
尿取りパッドを流してしまって、トイレがつまることもありますよね。
なるべくなら家族に知られずに自分でこっそり直したい、業者を呼ばずに自分たちで対処したいという方もいらっしゃるでしょう。
尿取りパッドをトイレ便器に流してしまい、トイレをつまらせたときに自分できる修理方法をご紹介します。
しかし、ここで紹介する方法はすべてのお宅で対応できるわけではありませんので、修理できるお宅の条件を最初にご覧ください。
【自分で直す条件】
・戸建て住宅であること
・トイレが一階にあること
・トイレのすぐ外に排水マスがあること
上記3点をすべて満たしているかまず確認してください。
排水マスは聞きなれませんし、知らない方もいらっしゃいますよね。簡単に説明します。
【排水マスとは】
排水マスとは、トイレ排水管の途中に設置されている排水設備のことです。地面に丸いフタや四角いフタがあれば、排水マスのフタの可能性があります。フタには「汚水」と書かれていることが多いです。
戸建て住宅にお住まいの方は、まず外に出ていただき、トイレのすぐ近くの地面に排水マスがあるかどうか確認してください。トイレのすぐ隣の地面に排水マスがない場合はここでご紹介する対処法を行っても、改善しない可能性が高いですので、修理方法は試さないでください。
※注意※
マンションなど集合住宅にお住まいの場合は、ここでご紹介する方法は絶対におすすめしません。悪化する可能性もありますので、行わないでください。
3つの条件を満たしているお宅はここから先で説明する対処法をお試しください。
1.排水マスに石やブロックを入れる
マスクを着用して、排水マスのフタを開けてください。そして、排水マスのなかに、大きめの石やブロック(15センチから20センチほど)を入れておきます。
2.大さじ2杯か3杯の塩をトイレ便器に入れる
大さじ2杯か3杯分の塩を用意して、トイレ便器に入れてください。塩を入れたら、5分ほど放置します。
3.排水マスのフタをあけて尿取りパッドが引っかかっていないか見てみる
尿取りパッドの体積が小さくなって排水管まで流れていれば、設置しておいた石やブロックに引っかかっているはずですので、フタを開けて確認をして、尿取りパッドがあれば取り除いてください。トング等を使うと取り出しやすいですよ。
なぜ塩なのか
ここまで読んでいただいて、なぜ塩なのか? と不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。
尿取りパッドは、尿を素早く吸収して外に漏らさないようにするために、吸水ポリマーという素材が使われています。
吸水ポリマーは尿取りパッドだけでなく、紙オムツや生理用ナプキンにも使われている素材です。
吸水ポリマーは非常に優れているので、あっという間に水を吸収して膨張します。
この優れた機能がトイレをつまらせるのです…。尿取りパッドを便器に落としてしまうと、便器内の水を一気に吸ってパンパンに膨張し、狭い便器内や排水管内でつまります。
塩を便器内に入れることで、吸水ポリマーが反応して一時的にしぼむのですよ!
塩もみ野菜の仕組みと同じで、吸水ポリマーの水分も少しではありますが抜けます。この仕組みを利用してトイレつまりを直せる場合があるので、試してみてください。
この方法でトイレつまりが直らない場合は、なるべく早く業者を呼ぶことをおすすめします。
認知症患者介護のご家庭でできる対策のご紹介
さて、ここからは認知症患者がいらっしゃるお宅でできるトイレを詰まらせない対策についてご紹介します。
トイレつまり予防法|お声がけ
認知症を患っているご家族の方がトイレにたつときに次のようなお声がけをしてみてください。
「使用済み尿取りパッドはトイレに流さないでゴミ箱に入れておいてね」
「使用済み尿取りパッドは先に回収するね」
などです。
認知症患者がトイレに行く前に、尿取りパッドを先に回収してしまうほうがトイレつまりが起こりにくいので、おすすめです。
トイレつまり予防法|付き添い
トイレの付き添いをすることもおすすめです。その際に、尿取りパッドを先に回収して処分しておきましょう。
ただし、トイレに付き添われることを嫌がる方もいらっしゃいますので、無理につきそうことはおすすめしません。
付き添う理由として、「尿取りパッドをトイレに詰まらせないようにするため」ということはお伝えせずに、「何かあったら心配だから付き添いたい」と伝えるとよいでしょう。
トイレつまり予防法|バケツを設置する
トイレに使用済み尿取りパッドを入れるためのバケツを設置してください。バケツですが、次のようなものをおすすめします。
・目立つ色のバケツ(蛍光オレンジ、蛍光黄色など)
・大きめのバケツ
・フタが簡単に開けられるもの
トイレ便座に腰かけたときに、すぐに目に入り、手を伸ばしただけで使用済み尿取りパッドを流せる位置にバケツを設置しましょう。使用済み尿取りパッドを入れるバケツとなると、ニオイが気になるかと思います。フタで密閉したいと考える方も多いかと思いますが、フタの開閉が複雑なもの、手間がかかるものはおすすめしません。タは非力な方でも片手で開けられるものがよいでしょう。
トイレつまり予防法|離床センサーの設置
24時間ずっと付き添って介護をすることは非常に困難です。家族の方が睡眠している間に、認知症患者がトイレに行き、尿取りパッドを流してしまい、翌朝につまりが発覚するということもあり得ます。
朝の出勤時にトイレがつまっていると大変ですよね…。
このようなことがないように、離床センサーを設置してみるのも予防法の1つとしておすすめします。
離床センサーを認知症患者のベッドに設置すると、ベッドから起き上がったときにセンサーが反応しますので、家族の方がトイレ介助をすることが可能です。
介護保険で賄えることもいあるので、まずは担当マネージャー等に相談してみてください。
トイレつまり予防法|繰り返し伝えない
「前にも言ったけれど」、「前も同じことを言ったよね?」と伝えるのはよくありません。
何度も同じトイレつまりが発生するとイライラしてしまうこともありますし、お気持ちはよくわかります。
しかし、認知症患者の方にとっては、その忠告が初めてのように感じることがあるのです。もちろん、ご本人も悪気があって尿取りパッドを流しているわけではありませんよね。
キツい言い方で注意をしてしまうと、気持ちが萎縮してしまうことや、パニックになってしまい、トラブルを繰り返してしまう可能性もありますので、ご注意ください。
埼玉県所沢市の修理事例
最後に、埼玉県所沢市で当社が行ったトイレつまり修理事例をご紹介します。
尿取りパッドを家族の方がトイレに流してしまい詰まったという連絡があり、現場に急行します。
トイレ便器を点検して、尿取りパッドがトイレ便器のどのあたりにあるのか調べてみると、トイレ便器の手前の方にあることが判明しました。
お客さまに、具体的な修理方法をお伝えして、修理費用のお見積りもご案内すると、すぐに同意を得ることができたので正式にお申込みをくださり、修理に入ります。
今回は手動式圧力ポンプという道具を使って修理をすることになりました。下の画像に写る赤色の道具が手動式圧力ポンプです。
こちらの道具は、空気圧を利用してトイレつまりを解消するためのものです。
しばらくこの道具で作業をしたところ、尿取りパッドを取り出すことができました。洗浄レバーを回して、水の流れを見たところ、水の流れはスムーズでつまりが解消したことをお客さまと一緒に確認済みです。
今回は8800円で修理をすることができました。
(修理費用は、つまりの状況によって異なりますので、こちらの金額はあくまで1つの例としてお考えください)
当社は、尿取りパッドのつまりの修理経験が豊富です。どのようなつまりにでも対応していますので、ご相談ください。
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