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ビルトイン浄水器の増設とスワン型キッチン水栓

毎日のお料理や後片付けで欠かせないキッチンの水栓。「今の水栓を使い続けながら、浄水も使えるようにしたい」「もっと使いやすい形の水栓に変えたい」といったご希望をお持ちの方も多いのではないでしょうか。キッチンの水栓は毎日何度も使う設備だからこそ、少しの不便さや使いにくさが積み重なると、日々の家事の負担にもつながりやすい部分です。

今回は、埼玉県内のお客様宅で行った、ビルトイン浄水器の増設工事と、スワン型キッチン水栓への交換工事についてご紹介します。専門的な知識がない方にもわかりやすいように、工事の流れや水栓選びのポイントを丁寧にご説明していきますので、キッチン水栓工事をご検討中の方や、浄水器の導入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ビルトイン浄水器を増設する方法

ビルトイン浄水器というと、現在のキッチン水栓を交換する際に浄水機能付きのキッチン水栓に交換するイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は今お使いのキッチン水栓をそのまま残しながら、浄水専用の水栓だけを新しく増設するという方法もあります。

具体的には、キッチンの天板に新しい水栓取付穴をあけ、そこに浄水専用の水栓を取り付けます。そして、シンク下の収納スペースに浄水カートリッジを設置し、専用水栓と配管でつなぐことで、ビルトイン浄水器として使用できるようになります。

ただし、この増設工事はどのようなキッチンでも行えるわけではありません。天板の素材がステンレスや樹脂系であれば、穴あけ加工が可能なケースが比較的多いのですが、天板の厚みや構造、シンク下のスペースの広さなどによっては、新たに穴をあけられない場合もあります。そのため、増設をご希望の際は、まず天板やシンク下の写真をメールでお送りいただいて、施工が可能かどうかを確認する必要があります。天板の材質やシンク下のスペースが写真で判断できる場合は、現地への下見をせずに見積もりを進められることも多くあります。

また、シンク下に給水管や排水管、収納物などが多く置かれている場合は、浄水カートリッジを設置するためのスペースを確保できるかどうかも、あわせて確認しておくと安心です。

浄水専用水栓を増設する工事は、キッチン全体を交換するリフォームに比べると工事の規模が小さく、短い時間で作業が完了しやすいという特徴もあります。ただし、天板に穴をあける作業は一度行うと元に戻すことができないため、事前に設置場所や仕上がりのイメージについて、しっかり打ち合わせをしておくことが大切です。ご自宅のキッチンで増設ができるかどうか気になる方は、まずは天板やシンク下の状況がわかる写真をメールでお送りいただいて、施工の可否を確認することから始めるとよいでしょう。

ビルトイン浄水器のメリット

キッチンで浄水を使えるようにする方法としては、主に次の2つが挙げられます。

①浄水カートリッジ内蔵型のキッチン水栓へ交換する方法

各メーカーから、キッチン水栓本体の内部に浄水カートリッジを組み込んだ製品が販売されています。今お使いのキッチン水栓をこのタイプに交換するだけで浄水が使えるようになるため、大がかりな工事を必要とせず、比較的取り入れやすい方法です。

②浄水専用水栓を増設してビルトイン浄水器を設置する方法

今回ご紹介するように、今のキッチン水栓とは別に浄水専用の水栓を新しく設置し、シンク下に浄水カートリッジを取り付ける方法です。

ビルトインタイプの中には、内蔵型よりも大きなサイズの浄水カートリッジを使用できる製品もあり、浄水能力やカートリッジの交換頻度などに違いが見られることがあります。とはいえ、性能の違いは製品によってさまざまですので、「ビルトインタイプの方が必ず高性能」と一概には言い切れません。ご自宅のキッチンにどちらの方法が合っているかは、日々の使い方やお手入れのしやすさなども踏まえながら、当社を含めた水栓工事業者に相談して検討されることをおすすめします。

浄水器を選ぶ際は、カートリッジの交換のしやすさや交換の目安時期、対応できる浄水能力などを確認しておくと、導入後に「思っていたものと違った」ということになりにくいでしょう。なお、工事にかかる費用は、増設する水栓の種類やキッチンの状態によって変わってきますので、事前に見積もりを取り、内容をよく確認しておくと安心です。

また、浄水器を長く快適に使い続けるためには、日頃のお手入れも欠かせません。カートリッジの交換時期が近づくと浄水の勢いが弱くなったり、においが気になり始めたりすることがありますので、取扱説明書に記載された交換の目安を参考にしながら、定期的に交換していただくことをおすすめします。ご家庭での使用量や水質によって交換の頻度は変わってきますので、製品について不安な点があればメーカーのお客様センターなどに相談してみるとよいでしょう。

ビルトイン浄水器の増設工事例

今回は、既存のキッチン水栓を残したまま浄水専用水栓を新しく増設するとともに、あわせてキッチン水栓本体もスワン型のタイプへ交換するご依頼をいただきました。ここからは、実際の施工写真とともに工事の流れをご紹介します。

既存のキッチン水栓が取り付けられた、工事前のキッチン

 

お客様からは、「今のキッチンでも浄水を使えるようにしたいが、あわせてキッチン水栓の使い勝手も見直したい」とのご相談をいただきました。写真を送っていただいて現場を確認したところ、天板の素材が加工可能なタイプであり、シンク下にもある程度のスペースが確保できることがわかりましたので、浄水専用水栓の増設と水栓本体の交換をあわせて行うことになりました。

工事前の水栓を別の角度から確認した様子

工事にあたっては、まず既存の水栓や天板の状態をあらためて確認し、新しく水栓を取り付ける位置を決めていきます。天板に新しい穴をあける作業は、周囲への汚れや破片の飛散に注意しながら、慎重に進める必要がある工程です。

新しい水栓を設置するため、天板に新しく水栓取付穴を開けた

穴あけ加工が完了したら、次はシンク下の作業に移ります。給水管・給湯管を新しい水栓へつなぎ、あわせて浄水カートリッジを設置して、専用の配管で水栓と接続していきます。

シンク下の配管接続の様子。給水・給湯の配管に加え、浄水カートリッジとつながる配管もあわせて取り付ける

配管の接続が終わったら通水を行い、水漏れや水の出方に異常がないかを一つひとつ丁寧に確認します。浄水専用水栓は毎日繰り返し使用するものですので、接続部分にゆるみがないか、水の出方にムラがないかなど、細かい部分まで時間をかけて点検することが、工事後の安心につながる大切なポイントです。

このように、既存のキッチン水栓の配管スペースを活かしながら浄水専用水栓を増設できたことが、今回の工事のポイントといえます。天板の状態やシンク下のスペースに余裕があったことで、大きな工事を行わずに浄水機能を追加することができました。ご家庭によって天板の材質やシンク下の状況はさまざまですので、同じような増設をご希望の場合は、まず現場の写真をお送りいただいて施工の可否確認をしたいと思います。

スワン型キッチン水栓の取り付け

今回はビルトイン浄水器の増設にあわせて、キッチン水栓本体もスワン型のキッチン水栓へと交換しました。スワン型水栓とは、その名のとおり水鳥の首のように、吐水口の部分が高く大きくカーブした形状のキッチン水栓のことです。

スワン型水栓には、主に次のような特徴やメリットがあります。

・吐水口の位置が高いため、シンク内のスペースを広く使いやすいこと
・大きな鍋や深さのある容器なども、水栓に触れることなく洗いやすいこと
・カーブのある優雅な見た目で、キッチン全体の印象を明るく変えられること

これまでよりも吐水口の位置が高くなることで、洗い物のしやすさが変わったと感じられる方も多い水栓です。また、レバー部分の操作がしやすいタイプや、水の出る範囲を切り替えられるタイプなど、機能面でもさまざまな製品が販売されていますので、日頃のキッチンの使い方に合わせて選ぶことができます。

一方で、水栓本体のサイズが大きくなる分、設置スペースやシンクとのバランスも確認したうえで選ぶことが大切です。窓際に水栓が設置されている場合は、窓の開閉や周囲の収納物との干渉がないかどうかも、あわせて確認しておくと安心です。デザインや使い勝手について迷われる場合は、キッチンの寸法や普段の使い方をお伝えのうえ、業者に相談しながら決めていくとよいでしょう。

新しく取り付けたスワン型キッチン水栓。吐水口が高くカーブし、隣には浄水専用水栓もあわせて設置されている

工事が完了し、通水確認も済んだあとのキッチンは、これまでと同じ場所にありながらも、水栓まわりの使い勝手や印象が大きく変わりました。既存の水栓を活かしつつ浄水機能を追加する方法や、水栓そのものを使いやすい形状に交換する方法など、キッチンの状況やご希望に応じてさまざまな選択肢があります。

天板の材質やシンク下のスペースによっては、ご希望どおりの工事ができない場合もありますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

埼玉水道修理サービスでは、キッチン水栓の交換やビルトイン浄水器の増設など、キッチンまわりの水回り工事について幅広くご相談を承っております。水栓の使い勝手でお困りの際や、浄水器の導入をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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