キッチン水栓の水漏れの量が多いと、床に水が広がり、最悪の場合は階下漏水することもあります。アパートやマンションなどの集合住宅では下の階にお住まいの方に被害をあたえることがあるため、キッチンの水漏れは早めの修理が重要となります。今回はキッチン水栓の水漏れで階下漏水したお宅の修理例をご紹介します。もしものときのために、水漏れの対処法をご紹介しますので、お役立てください。
さいたま市で発生した階下漏水の修理例
先日、さいたま市にお住まいのお客様から「キッチンから水が噴き出していて、床に水が漏れている。下の階のお部屋にも水漏れしているので、すぐに来てほしい。」とお電話が入りました。
電話を受けたスタッフは、緊急性があると判断し、水漏れの止水方法をお客様にお伝えをしました。すぐに最寄りの拠点からお客様のお宅へ技術スタッフがかけつけました。
今回のさいたま市のお宅は、マンションの3階にある一室ですが、1階のお部屋にまで階下漏水しているため、マンションの玄関付近に住人の方が集まった状態でした。水が1分間に12~13リットルほどが漏れている状態で、お電話を頂いてからスタッフが50分ほどで到着しましたので、水漏れの量は600リットル以上はあったかと思います。
すぐに、スタッフがこちらのお宅の水道元栓を閉め、水の供給を一時的にストップさせました。水の供給が止まると、水漏れも止まります。
水漏れを止めた後、スタッフが水漏れがどこから起きているのが点検をしました。
多くの方は水漏れというと、蛇口から、というイメージを持たれるかと思います。しかし、こちらのお宅のキッチン水栓からは水が出ていません。
別の箇所に原因があり水漏れしていると考えられるので、シンク下などを点検してみました。
すると、キッチン水栓のホースのクリップがずれて外れていることが確認されました。クリップがずれることで、接続部に隙間が出て、そこから水漏れしていました。
クリップが外れる原因は正確にはわかりませんが、こちらのお宅のキッチン水栓は設置してから十数年が経っているものでしたので、クリップの力が弱くなっていたのではないかと考えられます。
下の画像は通常のクリップです。ぴったりとクリップがはまっているため、こちらからは水漏れはしていませんでした。
クリップをはめて、結束バンドで外れないように処置をしておきました。
閉めていた水道元栓を開けて、キッチン水栓から水を出し、水漏れせずに問題なく使用できるかをしっかりとお客様と一緒に確認をしました。
キッチン水栓が水漏れするときの対処法
キッチン水栓の水漏れは、2階以上のお宅では今回ように、階下漏水する可能性もあります。ここではキッチン水栓が水漏れしたときの対処法をご紹介します。
〇キッチン止水栓を閉める
キッチン水栓にはシンク下収納内に止水栓があります。止水栓とは、水栓の水を止めることができる金具です。シンク下収納の扉を開け、止水栓を右回り(時計回り)にまわすと止水ができるので、水漏れも止まります。水側と湯側で止水栓が2つありますので、2つとも閉めてください。止水栓が硬くて回らない場合は、無理をせず、水道元栓を閉めてください。
今回のお宅では、キッチン止水栓が流し台の奥にある板の裏側にあり、見つけにくい箇所にありました。このような場合も水道元栓で対応することが可能です。
〇水道元栓を閉める
水道元栓はキッチンではなく屋外にあります。屋外の地面に「量水器」と書かれた青色の四角いフタがないかを確認していただき、あればフタの中にある水道元栓を閉めてください。水道元栓はハンドルタイプであれば右回り(時計回り)にまわすと止水ができます。レバータイプでは反対側に倒してください。
水道元栓は、地面にない場合もあります。集合住宅などでは玄関扉の左右どちらかに金属製扉があるかと思います。この扉の中に水道元栓がありますので、探してみてください。また、止水栓や水道元栓を閉めると、
実は、今回のお客様にも水道元栓の閉め方を電話でご説明させていただきました。お客様が屋外のフタを見つけてくださいましたが、部屋番号が書かれておらず、他の部屋の水を止めてしまう可能性を考え、ためらってしまわれたのです。
このページをご覧の方で、お時間がある場合は、ぜひご自宅のキッチン止水栓の位置、水道元栓の場所をご確認なさってください。もしもの時に冷静に対応できるかと思います。
今回のお宅の水漏れは、溢れるほどの量でしたが、水漏れが少量など雑巾でのふき取りの対応が可能であれば、ふき取りもおすすめします。キッチンの床は防水処理がされていないため、水が浸みこむと腐食や階下漏水の可能性ありますのでご注意ください。
即日対応をする水道業者です
今回のような緊急性のある水漏れに対しては、埼玉県内の対応地域であれば、可能な限り即日対応を行っております。お急ぎのお客様もどうぞお気軽にご連絡ください。
水漏れは早めの対処が肝心です。
今回のような床に溢れるほどの水漏れでは、すぐに業者に修理依頼するかと思いますが、少量の水漏れではすぐに修理を依頼しない方もいらっしゃいます。
水漏れは自然に直らないため、たとえ少量の水漏れでも、いずれ悪化をして大量に漏れることも考えられます。水漏れに気が付いたら、早めに修理依頼することをおすすめします。修理までは、止水栓や水道元栓を閉めておく、水漏れする箇所にバケツなどを設置するなどをしておいてください。
水漏れした際、電気系統の復旧時はご注意ください
水漏れをしていて、コンセントやコード類が水に濡れてしまうこともあるかと思います。漏電や感電の可能性がありますので、十分にお気を付けてください。
〇電気復旧後数十分は室内に立ち入らない
通常はブレーカーが落ちて電気の供給が止まります。ブレーカーを上げない限りは電気が復旧しませんが、自動復旧装置がついている場合は、ブレーカーが落ちても、自動で電気が戻ることがあります。万が一に感電の可能性があるといけませんので、電気復旧後数十分は水が溜まった室内には立ち入ないようにしてください。
〇ブレーカーを上げるときの注意点
電源延長コードが床に置いてある場合は床に溜まった水にも電気が流れるためゴム長靴を履いていただくことをお勧めします。また水に濡れた電気コードなどに触ると感電をする可能性があります。ブレーカーを上げる際は十分にお気を付けください。
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