洗濯機の高さは一定ではないため、背の高い洗濯機に買い替えると蛇口が当たることがあります。場合によっては買い替えの際に蛇口が低くて新しい洗濯機が設置できないとの理由で、搬入業者が持ち帰ってしまうこともあるでしょう。しかし、どうか絶望しないでください。洗濯蛇口の高さは上げることができます。
今回は、洗濯蛇口の高さ上げをした工事例を紹介します。
湯が出る状態のまま高さ上げをしたい方はぜひご参照ください。
お湯は出なくなるが壁ピタ水栓で高さを上げる
この項目では水しか出ない洗濯水栓への交換をご紹介して、次の項目でお湯が出る混合水栓の内容をご紹介しています。
まず解説から始めます。この記事のタイトルに「お湯も出る洗濯混合水栓」という表記をしましたが、混合水栓とは水と湯の両方を出すことができる水栓のことです。湯と水のハンドルが1つずつあるタイプのものが多いです。
従来の洗濯機より大きなサイズのものに買い替えると、洗濯水栓が洗濯機に当たることがあり、高さを上げる必要があります。高さを上げるために便利な道具が「壁ピタ水栓」です。
次の画像をご覧ください。
上の画像の商品が壁ピタ水栓です。
従来の水栓を取り外し、そこにこの壁ピタ水栓を取り付けることで12cmほど高さを上げられます。
壁ピタ水栓なら大規模な工事をする必要がないため、混合水栓工事と比較して安価なうえ便利です。
しかし、壁ピタ水栓は湯が出なくなるというデメリットがあります。
冒頭にも記載したように、混合水栓の特徴は湯と水を出せることでしたが、壁ピタ水栓を設置することで湯を出すことができなくなるのです。混合水栓は湯と水のパイプがそれぞれ1本ずつあるため、壁ピタ水栓を取り付けるとしたら水のみとなり、湯のパイプは塞ぐことになります。
湯が出なくなっても問題がない場合は、壁ピタ水栓での高さ上げをおすすめいたします。
さて、実際に壁ピタ水栓で蛇口の高さ上げをした事例を見てみましょう。
洗濯機を買い替えるために事前に採寸したところ、蛇口の高さが低くて希望の洗濯機が設置できないことが判明し、当社に高さ上げのご依頼がありました。
次の画像をご覧ください。
もともとは混合水栓でしたが、お客さまと相談したところ「湯が出なくても問題ない」とのことだったため、壁ピタ水栓で高さ上げをすることになりました。
もともと設置していた水栓を取り外します。湯と水のパイプの計2つ穴がありますが、湯側は使用しなくなるため、塞ぎます。水側に壁ピタ水栓を取り付けたのが、上の画像です。
壁ピタ水栓を設置したことで、今回は約12センチ上がりました。これなら新しい洗濯機も設置することができるでしょう。お客さまにも高さが上がったことを確認していただき、工事完了です。従来の水栓を取り外して、そこへ壁ピタ水栓を取り付けるだけなので比較的短時間での作業で工事が終わります。
壁ピタ水栓は事前にお申込みをいただいて延長することで高さを22センチ上げるこも可能です。
洗濯混合水栓を23㎝上げた工事例
さて、ここからはお湯が出る混合水栓の工事例です。わたしたち埼玉水道修理サービスがおこなった修理事例を紹介します。
お客さまから「洗濯置き場にある水栓の高さを上げてほしい」とのご連絡があり、現場に訪問してくわしい事情を聞きました。お客さまによると、新しいドラム式洗濯機を購入して搬入業者が持ってきたが、蛇口が低くて交換できないため持ち帰ってしまったとのことです。そこで、高さ上げ工事をしている当社にご連絡をいただいた様でした。
こちらが、お客さま宅の洗濯機で、すでに蛇口と洗濯機の高さが近い状態です。
これよりも大きな洗濯機を設置する予定のため、高さ上げが必要となったわけです。
今回のお客さまの洗濯蛇口は混合水栓、つまり水も湯も出るタイプでした。
工事内容についてお客さまと相談したところ、今後も洗濯汚れがよく落ちるように湯で洗濯をしたいとのことでした。水しか出ない壁ピタ水栓は取り付けずに混合水栓の高さを上げることになりました。
まず見積もり金額をお伝えしたところ、了承が得られたので作業をします。
従来の蛇口を取り外しました。蛇口の高さを上げるので、パイプを延長する必要があります。
取り外した部分に延長したパイプを接続してからパイプカバーを取り付けて、上部に新しい混合水栓を取り付けました。
上の画像が高さ上げ作業後です。蛇口の下にパイプが伸びているのがわかるかと思います。蛇口に赤色と青色のマークがそれぞれあり、湯と水が出るタイプの蛇口を設置できました。
お客さまに高さが上がっていることをご確認いただき、これで洗濯機が置けるかどうかもチェック済です。
今回は、高さを23センチ上げることができました。
お湯で洗濯をするメリット(汚れ落ちが違う)
混合水栓を丸ごと高さをあげる事例を紹介しました。湯が出る状態で高さを上げるメリットもあります。ここでは、湯で洗濯をする利点を紹介します。
湯で洗濯をするメリットは次のとおり。
- 油汚れが落ちやすい
- 洗浄力を最大限にいかせる
具体的に見てみましょう。
油汚れが落ちやすい
メリット1つめは、油汚れが落ちやすいことです。
キッチンでの油汚れを落とすのに適しているのが、水ではなく湯であるように、洗濯も湯が向いています。洋服につく皮脂汚れは油性だからです。湯も水も出るタイプの蛇口の場合で、日頃から皮脂汚れが気になる方は湯で洗濯することをおすすめします。
洗浄力を最大限にいかせる
洗濯には洗濯用洗剤を使用しますが、この洗剤は湯のほうが効力が出るとされています。洗剤の泡立ちもよくなり、汚れを落としやすいのです。繊維の隙間の中の汚れまでしっかりと落とせるでしょう。
【注意1 高温での洗濯はNG】
湯で洗濯をするメリットを記載しましたが、高温ならよいというわけではありません。一般的にはヒトの体温よりも若干高いくらいがよいとされ、40度程度の湯での洗浄がよいと思います。給湯器の操作パネルで温度調整をしてみてください。温度が高すぎると、洋服の生地の傷み・色落ちの原因となる可能性があるので気を付けましょう。
【注意2 風呂の残り湯での洗濯はつまりの危険性あり】
40度の湯がよいのなら、風呂の残り湯が最適では…と考える方もいるかと思います。たしかに節水になりエコですが、風呂の残り湯には髪の毛が混ざっていて、その湯で洗浄すると洗濯機の中に髪の毛が詰まる可能性も否定できません。ドラム式洗濯機をご使用中の方は糸くずフィルターを通過してしまった髪の毛を意識して、頻繁に残り湯で洗濯する方は特に注意をしてください。
【関連ページ】
こちらのページもご参照ください。
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