このページでは、埼玉県のお客様宅のINAX(イナックス)トイレのオーバーフロー管の交換工事例と、万が一にオーバーフロー管が折れたときの対処法についてご紹介しております。
埼玉県でオーバーフロー管が折れたINAXトイレの修理例
埼玉県内にお住まいのお客様から、「トイレの水が止まらないで困っている。すぐに修理をしに来てほしい。」とご連絡があり、すぐに現場に技術スタッフが向かいました。
お客様によると、トイレタンクから便器に水がずっと流れ続けて止まらない状態とのこと。トイレタンクはDT-3820という品番のINAX製のものでした。便器に水が流れ続ける原因を調べるために、まずはトイレの点検を行います。
まず、トイレタンク内を点検するために、トイレタンクのフタを開けます。
こちらは、水を抜いた状態のトイレタンク内部を撮影したものです。トイレタンクには、水だけでなく複数のパーツが入っています。上の画像の手前に写る筒状のパーツはオーバーフロー管と呼ばれるもので、オーバーフロー管が折れていることが点検からわかりました。事前にお客様にトイレタンクのメーカー名、品番をお伺いしていましたので、適合する新しいオーバーフロー管を準備しておきました。他のパーツを傷つけないように慎重に新しいオーバーフロー管へ交換していきます。
こちらは、トイレタンクを便器から取り外している様子です。トイレタンクと便器の接続面が画面手前に来るように撮影しています。オーバーフロー管はトイレタンクの下側に取り付けネジがあるのでタンクを取り外した状態で作業をします。用意しておいた新しいオーバーフロー管に交換して、取り外したトイレタンクを元に戻します。
問題なくトイレが使用できるか最後に確認いたしました。
折れたオーバーフロー管の交換修理費用
オーバーフロー管の交換料金は品番やタンク仕様により異なりますが、38サイズの場合は1万円台の後半くらいの金額が目安となります。もう少し大きいサイズだと2万円台の前半から2万数千円を目安にしてください。オーバーフロー管はメーカーや品番により大きさが異なり、適合する製品を選ぶ必要があるため事前にメーカー名、品番をお知らせいただきますと、修理がスムーズとなります。
オーバーフロー管とは
今回の埼玉県内にお住まいのお客様のお宅では、オーバーフロー管が折れたことによってトイレ便器の水が流れ続けて止まらなくなっていました。今回登場したオーバーフロー管とはいったい何か、ここで簡単にご説明させていただきます。
オーバーフローとは、「溢れる」という意味で、オーバーフロー管はトイレタンク内の水が床面に溢れることを防止するためのパーツです。オーバーフロー管はトイレタンク内にあります。オーバーフロー管は、経年劣化をするため、折れる、ヒビ割れることがございます。特に設置してから長い年数が経った古くなったトイレでは、今にも折れそうな状態のオーバーフロー管も見かけます。トイレタンクの別のパーツを修理していて、うっかり手がオーバーフロー管に当たって折れてしまうということもあり得るのです。もしもDIYなどをされる際は、十分にお気を付けください。
オーバーフロー管が折れると便器に水が流れ続ける
オーバーフロー管は折れた部分、ひび割れた部分から、トイレタンクの水が便器へ流れ続けます。少量の水がチョロチョロと便器に水が流れたり、便器に溜まった水がいつも揺れているような症状でもオーバーフロー管が折れている、ヒビ割れている可能性があります。このような場合は、適合する新しいオーバーフロー管へ交換する必要がございますので、当社をはじめとした水道工事業者に修理依頼することをおすすめします。当社はINAXトイレだけでなく、どのようなトイレのオーバーフロー管交換を行っておりますので、お気軽にお問合せください。
オーバーフロー管が折れて、便器に水が流れ続けるときの対処法
便器に水が流れ続けて止まらないときの対処法として、次のものをおすすめします。
・トイレ止水栓を閉める
トイレには止水栓という金具がございます。止水栓とは水の供給を止めるためのもので、主に修理のときに使用します。トイレタンク下の床面や壁面に止水栓がないかお探しください
止水栓はマイナスドライバーを使用して、右回り(時計回り)にまわすことで閉められます。マイナスドライバーがない場合は、10円玉など硬貨でも代用できます。
・水道元栓を閉める
水道元栓を閉めることで、トイレに供給される水が止まります。水道元栓はトイレ室内ではなく屋外にありますので、一旦屋外の地面に「量水器」と書かれた四角い青色のフタがないかご確認ください。フタの中に水道元栓がありますので、元栓を閉めてください。元栓はレバータイプなら反対側に倒す、ハンドルタイプなら右回り(時計回り)にまわすことで止水ができます。
マンションなどの集合住宅では地面ではなく、玄関扉の横にある金属製の扉内に収納されている場合がございます。金属扉を開けて、水道元栓がないかご確認ください。
なお、水道元栓を閉めると、トイレ以外の水の供給も停止します。
オーバーフロー管が折れているか自分で確認する方法
オーバーフロー管が折れているのかどうか、ご自宅で点検する方法をご紹介します。
1.止水栓を閉める
2.トイレタンクのフタを開ける
トイレタンクのフタは陶器でできてるものもありますので、ゆっくりと外してください。少しずらしただけでも確認できる場合がございます。フタを持ち上げただけでも取り外せない場合があります。これは、手洗金具とボールタップがじゃばら管で接続されているためです。フタを起こし、じゃばら管に接続している部分のナットを、手で左回り(反時計まわり)にまわすと外れます。
3.懐中電灯などを使用し、トイレタンク内を点検してみる
筒状のパーツがオーバーフロー管ですので、折れていないかご確認してみてください。折れていたら、すぐに修理業者を呼ぶことをおすすめします。
トイレタンクのメーカー名、品番の調べ方
トイレタンクのメーカー名、品番はこちらをご参考にお調べください。
【TOTO】
【INAX】
INAXトイレの場合は、タンクの品番がDTまたはGDTから始まるものが多いです。
品番ラベルが剥がれているなど、ご自宅でメーカー名、品番が確認できない場合は、当社メールフォームへトイレの画像を送付ください。当社からメーカーへ問い合わせ致します。その際、トイレ全体の画像を撮影していただけますと、メーカー、品番が特定しやすくなりますので、ご協力をお願いします。
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